オーストラリアの小学校(Year1前期の授業②)

オーストラリアの小学校1年生の授業についての続きです。今回は算数や英語の授業の様子についてです。

算数の学習スピードは日本の小学校と比べて、とってもゆっくり進んでいきます。オーストラリアでは、いろいろな算数の内容をイメージとして捉えて学んでいくようです。

まずは、数について。5個ずつ色違いのビーズがついた棒で、数を数えていきます。実際に目で見て、触って数のイメージが持てるようにしていくのかな?

これも、実際に数を数えてみる学習。ヘビを13並べるようです。

形の学習。何やら立体についての形や作りを学べるようになっているようです。ネズミ捕りを作るのに、どうやったら、立体の形になるのか実験中。

距離についての学習。サンタクロースが全部の家をまわるのに、どの道を通っていくと早いのか(近いのか)らしいです。ボタンを押すと、ルートが光るそうです✨

これは、大人でもけっこう難しいですよね。どうやるんだろう?足し算していくのかな?と、大人が分からない。。でも、子供達は、ゲーム感覚で楽しみながら考えています♡

引き算。羊の模型を置いて、視覚も使って、数がどうやって減っていくのか学んでいます。

算数は、簡単な宿題は出ますが、教科書もないし、計算ドリルもありません。日本のようにどんどん計算ができるのと違って、感覚やイメージとして学んでいくようです。

そもそも計算ができるというあたりに重点を置いていないような感じがします。小学校の算数は、日本よりずいぶん学ぶペースはゆっくりだと思います。学習に関する価値観が違うのかもしれないです。

 

英語の授業。1年生では、お話の始まり、中間、終わりと、構成について学んでいるそうです。先生の読んでくれたお話をもとに、ホワイトボードに絵と各パートについてまとめています。

Journalという、週末何をしたかなどを書く時間もあります。英語は、宿題もあって、子どものレベルにあった本を毎週持って帰ってくるので、毎日音読をしています。

スペルの学習では、見出しにあったものに振り分けてみる→振り分けのタイムを何秒でできるか測ってみる→単語を使った文章を書いてみるなどを宿題でしています。
↓こんな感じに音ごとに分けています。

 

これは、地理なのかな?方向について。ハチの模型のボタンを押すと、前後左右に動くそうです。オーストラリア地図の好きなところに行っていいらしく、自分たちで、北とか南とか、アクティビティーを通して方向や場所の位置を学んでいます。

 

こうしてみると、日本の小学校と授業の様子がけっこう違いますねそれぞれ良い点はあると思いますが、とりあえず子ども達が授業と学校を楽しんでくれているので、いい経験になっています。



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