オーストラリアの小学校(海についての授業)

海沿いにあるサンシャインコースト。子ども達の通う小学校の娘のクラス(Year2)で海について学ぶ授業がありました。Ocean Life Education」だそうです。どんなことを子供達が学んでいたのか、簡単にですが紹介します。

水族館から専門の講師が学校にきてくれ、ヒトデ、ウニ、カメ、ナマコなどを実際に触ってみる。

小さいサメ(Baby Bamboo Sharkだそうです)を観察したり、種類の違うカメ、ナマコの種類、どの種類が毒があって、どの種類は安全なのかを教わる。

ビデオをみて、海にどんな生物がすんでいるのかを学んだり、海のパズルや絵本、ゲームなどをする。

海の安全を守るために、「ゴミはビーチに捨てないこと」。その理由を考えたり、学ぶ。

・海にビニール袋が浮いていると、カメが好物のクラゲと間違えて食べてしまう。
・光に当たってキラキラして見えるとクラゲとビニールの違いが分からず、ビニールを食べてしまった結果、消化ができずに、胃に引っかかって苦しんでしまう。

・体に入ったビニールが浮き輪の役割をしてしまい、海に潜ってえさを取ろうとしても沈むことができなくて、えさが食べられなくなってしまう。
・上手く泳ぐこともできずに、苦しんで死んでしまったり、サメに食べられてしまったりする。

授業を受けてみて学んだことをパソコンでタイプしてみる。

こんな感じのを作っていました。

海に近いオーストラリアの地域ならではの、海の生き物についての授業でした。オーストラリアの学校では教科書がないのですが、地域に応じたこうした学習もいいなと思いました。



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