私は、チャイルドケアセンターで、「カジュアル」というポジションで仕事をしています。この、Casualという種類の働き方がどんなことをするのか、書いてみます。(保育士の種類については→こちら)
フルタイムで働く先生と違って、カジュアルのスタッフは、休みの先生がいたり、スタッフが足りない時に、人数を補うために仕事の依頼がきます。
前もって連絡が来ることもあるし、当日、急に頼まれることもあります。(でも、ムリなら断ってもOK!ほかのカジュアルの先生に連絡が入ります)
週5日働けるカジュアルの保育士もいますが、基本はいつ仕事か分からず、不安定。でも、その分、時給は高いです。私の場合は、仕事の日数は少なくて、とても不安定。でも、時給は$30ちょっともらっている状態。仕事が少ない不安と、満足な時給が混ざっています。
オーストラリアのチャイルドケアセンターでは、有給だけでなく、病気休暇も別に取れます。風邪をひいたときも、用事がある時も、ちょっと疲れて休みたい時も、みんなどんどん休みます!
消化できなかった休暇は、会社が賃金を上乗せして払わないといけないので、きちんと消化するのが基本です。
日本の保育園と同じように、オーストラリアの保育園も、「何才児が何人に対して、先生何人」と決められています。この基準を守るために、フルタイムの保育士さんが休む時に、カジュアルの保育士が、代わりに働いています。
参考までに、クイーンズランド州の場合の、子供と先生の配置基準(Racioと呼ばれています)です。
0~24か月 4:1
24~36か月 5:1
36か月~ 11:1
0才児を除いては、日本よりも一人の保育士がみる子どもの数が少ないですね!1クラスあたりの子どもの人数も少ないので、実際に働いてみて、子どもともじっくり関われるし、流れがゆったりしているように感じます。
そして、オーストラリアのチャイルドケアセンターでは、日本の保育園や幼稚園のように週5日登園ではありません。
週1日だけ来る子もいるし…2日の子もいるし…保護者がフルタイムで働いている子どもは、5日登園しています。 なので、毎日、子どもの人数とメンバーが違います。保育園の定員の空きがあれば、保護者が特に仕事をしていなくても、利用できます。
オーストラリアでは、担任の先生がカリキュラムを作る時間が勤務時間内に設けられています。あと、職員全員、お昼休憩が取れます!任意でお茶休憩まですることも。
休みの先生の代わりとは別に、事務仕事や休憩でクラスを抜けている職員の代わりに入るのも、カジュアルの保育士の仕事です。先生達が順番に休憩をとれるように、代わりに各クラスを時間ごとに転々と移動しながら入っていきます。(この役目、Floatと呼ばれています)
カジュアルの仕事は、フルタイムと比べたら、そこまで高い経験や英語力などは求められないです(でも、誰でもというわけではなく、もちろん最低限はあった方がいいです)
オーストラリアのチャイルドケアセンターは、日本のように行事に追われることもなく、制作は簡単!残業なし!時間になれば、先生方「See you~♡」と、さっと帰っていきます。
休む時も、帰るときも、日本のように気を使うことナシ。まわりもそれが当たり前で、気にしないです。あたりまえの権利!と、いった感じです。
はじめまして、たれこです。
親子で留学の決心されてすごいですね。
私は今キャンベラに住んでいて、チャイルドケアのルームリーダーポジションでRSMSの申請をしました。
ルームリーダーはDiploma保持者になるので、もしRSMSを目指されているのであれば、Certificate IIIとDiplomaの取得が必須になると思います。
2018年3月より、最低賃金の設定と経験年数の追加があり、さらにチャイルドケアのルームリーダーポジションでの申請が難しくなると思います。
しかし、あなたの決断を応援しています。ブログ楽しみにしています!
コメントありがとうございます(^^)すでにRSMS申請済みなのですね!うらやましいです。
キャンベラは、仕事探しやRSMSなど、どうでしたか?チャイルドケアでRSMSを目指す方達は、キャンベラが狙い目だという情報を渡航後になって知りました。
私は、日本の保育短大卒がDiploma同等だという査定結果で働いていて、オーストラリアの学校を出ていないので、この辺りも、ビザ申請の時にどうでるのか?あと、今のポジションもカジュアル。
でも、できるところまで、やりきってみようと思ってます☆情報ありがとうございます!助かります(^^)