チャイルドケアセンターで、小麦粉粘土遊びがよく取り入れられていました。小麦粉粘土は先生達の手作りです。
オーストラリアのチャイルドケアセンター、先生達が仕事時間中に、子ども達から離れられる時間が設けられています。Programingと呼ばれるカリキュラム(週案など)を作る時間とか、Study timeと呼ばれる自己学習の時間があり、保育室とは別室でできます。主にディプロマ資格のクラス担任、ECTのキンディー担当の先生達の時間です。日本のように、家で仕事の準備をしたり、持ち帰り仕事をすることが、オーストラリアの保育園ではほとんどないです。
今回、日本に帰国して、オーストラリアの小麦粉粘土遊びを取り入れてみよう!と思って、さっそく2回ほどしてみました。(今はインターナショナル保育園で働いています。)
小麦粉粘土遊び、2才児〜5才児クラスまで、けっこう集中して楽しんでいました。遊びに取り入れる前に、小麦粉アレルギーの子がいないかの確認も必要です。
材料 (20人分)
★小麦粉 1.5kg
★食紅 (今回は1本使用しました。)
★水500ccくらい (量は調整お願いします。)
★植物油 適量
★塩 適量
★グリッター(キラキラした粘土を作りたい時)
★アロマオイル(お好みで。)
- ボールに小麦粉と食紅を入れる。(食紅は色を付けたい時)
- 傷みを遅らせるため、塩を加える。(たくさん入れた方が傷みにくいと聞いたのですが、入れすぎると、手触りがザラザラしたり、ささくれなどに塩がしみて子供が痛がります。状況に合わせて下さい。)
- 水を様子を見ながら加えて混ぜる。
- 耳たぶの固さになるまで、水を加えながらこねる。
- 植物油を足してなめらかな手触りにする。
- お好みでグリッターを入れてキラキラさせたり、アロマオイルを入れて匂いも楽しめるようにする先生もいました。
日本の油粘土遊びは、粘土カッターで切ったり、型をとったりして遊びますが、オーストラリアでは、ちょっとしたデコレーションの材料を足していました。羽や、ポンポン、スティックなどお好みで。アイスやデザートのスプーンや目の飾りも子供達、想像力を働かせて、夢中になります✨
私は、ハロウィンとクリスマス版で今回、小麦粉粘土遊びを取り入れてみました。最初は、丸めたり、のばしたり、感触を子供達に楽しんでもらったあと、タイミングをみてデコレーションを出しました。
2才児~5才児の子ども達と行ないました。子ども達、想像力ゆたかで、集中して楽しんでいました♡出来あがりの一部ですが、
ハロウィン時🎃👻
クリスマス時🎄🎁
ハロウィーンの時、職場にアルミのカップしかなくて使用したのですが、アルミホイルのカップは切れやすいので、違う種類の方がいいです。
最初、遊ぶだけの予定でしたが、遊びの想像力がゆたかで、できあがりもかわいかったので、子ども達と話してみて、飾ることにしました。子ども達、「おうちに持って帰りたい!」と言っていたので、希望者は持って帰っていました。小麦粉粘土、傷みやすいので、保護者にはしばらくしたら捨ててもらうように伝えました。(長く放置すると、カビが生えてしまうので。。)
毎回、小麦粉を買って作るには、日持ちせず、使い捨てな感じで日本人的にはもったいない面もあるので、たまに、機会のある時にしてみようと思います。
Kazさん
私が働く部屋では、プレイドウは、雨の日の定番です!
私は時間稼ぎのためにいつも、子供たちの目の前で粉からプレイドウを作るデモンストレーションをするんですが、作る過程にいくつか疑問を感じたのでコメント残させていただきます!!
おそらく、色をつけるための食紅?(Food Colouring)は、ドウ(粘土)が出来上がるラストに加えた方が馴染みやすいのと、水で混ぜるよりも、触ると熱いくらいの温水を徐々に混ぜた方が、早く仕上がると思います。
そして、塩を入れると確かに保ちがいいんですが、それでも2日保つか4日保つかくらいの違いなので、子供が舐めるのを防ぐために、個人的に塩ナシを強くススメます。しょっぱいと、子供(2−3歳児)は余計に舐めたりしませんか??? 3歳児以降になると、いいんですけどねーw
小麦粉は$2/kgもしないくらいなので、色を混ぜたり、手先を使った創作にとても重宝しているんですが、私の働くセンターはとにかくケチなので、私は、雨の日用にMy小麦粉を持参したりしています。
子供たちは本当にプレイドウ遊びが好きなので、これくらい、予算に入れろよといつも思っていますが。。
日本の保育園的には、NGですか????? 気になります。
ローラさん、コメントありがとうございます!
なるほど!お湯で混ぜるのいいですね!次回は、お湯で試してみます。
フードカラーは、最後に付け足した時に、ムラになってしまって、混ぜるのに疲れ果ててしまった経緯があって、先に小麦粉と一緒に入れました。水を使ったからか、量の多さが原因だったかもしれないですね。塩も、少ししか日持ちが変わらないなら、あまり必要ないかもしれないですね(笑)
日本の保育園は、基本は年少(3-4才)以上で各自の油粘土を使っています。小学校時代に使っていた箱入りの粘土、粘土板、粘土カッターがあるものです。1クラス、20人以上はいるので小麦粉粘土だと用意が大変だし、アレルギーの件もあって、(しかも使い捨てでもったいないと言われそう。。)公立の園だとあまり行われていないと思います。
インターナショナル保育園の方が、英語を教える関係で1クラスの人数が少なめだし(10人前後)、アレルギーの件が大丈夫であれば、取り入れられると思います。
Kazさん
触ると熱いくらいのお湯で混ぜると仕上がりが早いと思います。混ぜあわせて温度が下がったくらいに、子供たちに直接触ってもらって温度(Cold/Hot)の話をすると、盛り上がって面白いです。
さらに、フードカラーを最後に混ぜると、数滴で済むので経済的だと思います!
こっちのチャイルドケアの子供たちは、一斉に同じアクティビティをすることがまずないので、5−6人分のプレイドウをテーブルに準備しておけば、20人のクラスにしても、5−6人で分け合ったり(ケンカしあったり)&飽きた子は離れ、新しく誰かが遊び始めたりして量的には十分なんですが、日本の保育園は各自の粘土を持っているんですね〜〜〜 未経験なので、Kazさんの話はとても勉強になります!
日本の保育園は集団活動の面もあるので、オーストラリアのように少人数で、個々のペースでできるの、いいなと思います。私の方こそ、ローラさんの話、とても参考になります。私はチャイルドケア学校未経験なのと、オーストラリアでの職場、2か所だけなので。でも、いつか学校通ってみたいと思います。
今度、お会いできたらいろいろ話しましょう!チャイルドケアでも雑談でもなんでもOKです^^
Kazさん、2月のシドニー訪問、楽しみにしています!!