新・地方都市永住権について

永住権を自力で目指すのに、苦労や不安はたくさんあるかと思いますが、チャイルドケアで頑張って永住権を目指されている方の参考までに、11月より新しく改定になる地方都市の永住権についてです。

永住権は、本当に移民法がコロコロと変更、改定になるので、タイミングに左右されます。もはや、とれるかどうかは、条件を満たすための努力のほか、運命のような気もします。

2017年は、地方都市からパースが除外。2018年3月は、RSMS(チャイルドケアで関係あるのは、Subclass187)応募時に必要な条件の1つである職歴が2年→3年に変更。で、影響を受けた人達も多かったかと思います。

永住権の方向性は規制の動きがあったのですが、今年後半に入ってからは、地方都市で条件が緩和の動きが出てきました。
→ブログ内「永住権」カテゴリーで、ほかの種類も書いています。

今回は、2019年11月16日からの地方都市永住権の改定についてです。



チャイルドケアと関係のある部分だけ、ピックアップします。
個人の範囲の情報ですので、今後の移民局のホームページや、ビザエージェントなど、きちんと専門の資格のあるところからの情報もご確認ください。
また、移民法の改定などにより、将来的には情報が古くなる可能性がありますので、ご注意ください。

RSMSビザSubclass187は、11月16日より、skilled employer sponsored Regional(Provisional)ビザ / Suclass494に変更になります。

大きく変わった点は、2017年に地方都市から除外された「パースが対象地域になる」、また、「ゴールドコーストも対象地域」に入ります!!

これは、チャイルドケアで永住権を目指す方たちにとって、大きな朗報だと思います。子ども(ファミリー層)の人口が増えている地域なので、また、人口自体も、今までの地方都市よりも多いため、チャイルドケアセンター数自体が多い=スポンサーになってくれる可能性のある、就職先のチャイルドケアセンター数が多いためです。

主な申請条件についてです。
・ 対象地域:Perth, Gold Coast, Sunshine Coast, Lake Macquarie, Illawarra, Geelong, Newcastle, Wollongong, Adelaide, Hobart and Canberra.
・年齢45歳以下
・英語力IELTS6以上(IELTS7で10ポイント加算、8で20ポイント加算)
・独身だと10ポイント加算
・申請する職種で、フルタイム3年の職歴が応募時に必要
・審査が通った後は、対象地域で3年間、住んで働いた後、永住権に移行できる
転職も可能だが、その際は90日以内につぎのノミネーターを見つけること
・ほかの種類の永住権やパートナービザを3年間申請できない。
・Medicareに入れます。

雇用主側
・フルタイム雇用、5年間可能なオファーが好ましい
・RCBの審査を通ること
・AMSR、オーストラリアのマーケットの賃金基準に沿った給料を支払うこと

673職種が対象とのことです。

11月16日追記:移民局のホームページに記載が出ました。→https://immi.homeaffairs.gov.au/visas/getting-a-visa/visa-listing/skilled-employer-sponsored-regional-494



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