チャイルドケアで必要な英語力

渡航前の疑問の1つに、「海外のチャイルドケアセンターで働くのに、現地の英語がどんな感じなんだろう?」と思っていました。

渡航前に日本で英語は使って働いていたものの、1か所目のチャイルドケアセンターで働き始めた時は、やはり苦戦しました。日本にいる英語の先生とかは、おそらく分かりやすいように話してくれているはずだし、日本人の話す英語にも慣れている面もあると思いますが、現地の英語は早かったり、単語が崩れて分かりにくかったりしました。

私の渡航前の英語力は、具体的には、IELTSアカデミック5.5、ジェネラル6.5でした。日本ではインターナショナルプリスクールで働いていましたが、それでも始めのうちは現地の英語でのコミュニケーションに苦労しました。この点数で、働くのにギリギリといった印象です。

海外では、英語が分かることが前提の環境で働いていくので、
英語は、気持ち的に大変だと思いながらも、日々、その環境の中で過ごすうちに随分伸びたと思うので、今ではけっこう楽になりました。

(↓私が個人的に感じた現地の英語の印象です)
現地のオージー同士が話す英語は、最初、速い & ハッキリしていない & 時々スラングで分からない、ように感じました。

職場に少しだけいた移民の先生は、アクセントがあるものの、わりと英語が分かりやすかった印象です。あまり話し方が速くなく、スラングが少なかったからかもしれません。

移民といえど、例外なのは、
職場ではないのですが、コールセンターのインド系の人達は、訛りが強すぎて、聞き取れません。 でも、このインド系の人達、訛りが強くても、ちょー堂々としてる!「自分達は、英語話してるよ!何で分からないの?」くらいに堂々と話す(笑) このたくましさ、少し(少しだけです)見習いたい。

語学学校のヨーロッパ系や南米からきている人達も、間違いを気にせず、堂々と発言します。



チャイルドケアセンターでクラス担任をするとなると、書類仕事もあるし、保護者や同僚とのやり取りも、しっかりできるくらい必要になってくると思うけど、カジュアルであれば、最低限、先生からお願いされる英語の指示とかは、分かる必要がありますが、ベラベラでなくても働けます。地域によって、いろんな国の外国人がチャイルドケアセンターで働いています。

といえど、仕事に慣れてくると、保護者対応もしていました。保護者にいろいろと聞かれたり、話しかけられました。



英語力が伸びてくると、先生や子ども達とも、もっとコミュニケーションが取れるようになるので、お互い働きやすくなるし、気持ちの面でも、英語をスムーズに理解できないことで落ち込むことがなくなるので、楽です。

英語は急には上達しないので、どこかの段階で(学校とか仕事場とか)、多少苦労して、もまれないと伸びない面もあるので、時間をかけないとどうにもならないので、大変なんだけど、一歩一歩進むしかないです。

オージーに囲まれて働く中で、私がコンプレックスに感じた英語力(今だに思っているかも?もう開き直ってるかな?もはや分かりませんが。。)、英語が劣る分は、仕事面でけっこうカバーできると思います。

具体的には、
子ども達の安全に気をつけて、一緒に関わる
笑顔で自分も一緒に子ども達との関わりを楽しむ
先生の必要な手伝いを進んでする

この3つは、先生が補助で入ってもらう時に、ありがたいと思うポイントだと思います。
日本人は、特に気がつく民族だし、よく働くので、その時々の保育で必要な

子供達の食後のテーブルや床の掃除とか、子ども達の手や口をキレイにしてあげたり、
お昼寝のベッドの用意
トイレタイムのオムツ替え(1人で10人くらい変えるのも大変なので。)
子ども達のお昼寝中の掃除

など、細かい必要な補助を積極的にすると、担任の先生は、クラスを回す方に集中できるし、楽だし、助かると思います。

ほかは、先生とは、なるべくコミュニケーションをとることも大事です。オージー、基本、話好きなので、話して親しくなると働きやすくなります。



私は、1か所目のチャイルドケアセンターでは、働き始めは、けっこう先生の言っていることが完全には理解できずにいたので、聞き返せない状態の時は、「今、きっとこうだから、このことを言っているはずと、想像して行動する時もありました(笑)

そして、家に帰ってきてから、夜、「あ〜、そういえば、あれは、こういうこと言ってたのか」と、突然、時間差でひらめいてみたり(笑)

とりあえず、「今日は終わったこと、明日から1つ1つ積み重ねていけばいい」と、思うようにして、早く寝てしまう!ようにしました。

中学からの日本の英語教育を受けてきても、海外にでてから正直、あまり役立たず、英語がある程度上達するまで大変なこともありますが、それでも、オーストラリアのチャイルドケアを経験できるのは、日本と違う面がたくさん発見できて、絶対いい経験だし、楽しいです。

そして、何より、子ども達かわいいです♡

Kindyの子ども達の遊びのアイディア、友達との関わりもおもしろいし、よちよち歩きの子ども達もかわいいし、赤ちゃん達、何なんだ〜、あのかわいさは♡♡かわいいのは、もう、赤ちゃんの特権だと思います。

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