オーストラリアのデイケアも、日本の保育園も、どんなに気をつけていても、小さなけがは起きてしまいます。
日本だとお迎えに来た時に、保護者に口頭で伝えるけど、オーストラリアでは、口頭で伝えるのに追加して、「Incident Report」という怪我の報告書を記入して、保護者に見せて、サインをもらいます。
けが以外でも、熱や体調に何か異変があった時も記入しますが、主にけがの時が多いかな。転んですり傷を負ったり、お友達の噛みつきで、跡がのこってしまった時なども書いています。
私は、この書類、オーストラリアに来て働き始めてから初めて知って、前回の職場の時から、けが発生の第1発見者になった時は記入しています。
といっても、最初は書き方なんて分からなかったので、先生に教えてもらいました。最初は代わりに書いてくれていたんだけど、もう、「書いて~」とお願いされるようになりました。何度か書くうちに意外と慣れます。
センターによって、記入する用紙も違うようです。
こんな感じのに記入しています。
身体のところは、前か後ろ側、どこにけがをしたのか、×マークで印をつけます。
子どもの名前、生年月日、発生場所、時間、記入者、目撃者(自分以外にほかの先生にもサインをもらう)、状況、どう対応したかを書いて、お迎え時に保護者に伝えた時に、保護者にもサインをもらいます。
チェック項目の単語、なにせ、分からなかったので、出てくる専門用語についてまとめてみました♪
↓よくチェックします
★Abrasion / Scrape すり傷
★Bite かまれた傷(かみつき、2才児クラス、ホント多いです。。)
↓ちょっと心配ですね。
★Sprain ねんざ
★Stubbling ハチなど刺す
★Fracture くじく
↓ほぼないですが、重症なので、起きてほしくないですね。。
★Choking のどに詰まる
★Concussion 脳しんとう
★Seizure 発作
★Convulsion けいれん、ひきつけ
★Poisoning 中毒
↓動詞
★Cut 切る
★Graze すりむく
★Bump ぶつかる
★Trip つまずく
★Jam はさむ
★Scratch ひっかく
用紙によって、チェック項目は多少は違います。
けが発生の状況を書くのも、私はWritingが一番苦手です。日本語だと、記入はなんてことないんだけど、英語になると、これで合っているのかな?と日本人らしく?文法を気にしてしまいます。。
この職場では9割以上はオージー、ほかは、イギリス、ニュージーランド、ブラジルからの移民です。ほかの先生がどういう風に書いているか、今までみる機会がなかったんですが、この前、何件か見せてもらったので、次回書くときは、書き方、参考にしてみようと思います。
やっぱり、ネイティブが書くと、英語を少し崩しているのに、分かりやすかったです!
三輪車にのっていて、顔から転んでほっぺを擦りむいた。
私の書き方
〇〇was riding a bike, fell down from face, and had a graze on her cheek.
先生
bike riding & tripped, face down on the fake grass. graze on her cheek.
ほっぺにアイスパックをあてた。
私
applied ice pack on her cheek.
先生
ice pack applied & cuddle given
お~っ、先生ハグまでしてる!!
同じようなことでも、私は文法的だけど、先生達の分かりやすいし、最後のCuddle given、保護者からするとうれしいんだろうなと、思いました!(どの先生も書いているわけではなくて、たまたま、この先生が書いていただけです。もちろん、時と場合にもよります。)
最初、この報告書の書き方も分かりませんでしたが、繰り返し書くうちになんとか慣れます。
といっても、けがなんて起きてほしくないから、書かないでいいのがベストだけど。とくに、2才児クラスなど、噛みつきが多いので、噛みつきや手が出やすい傾向にある子には、そばにいて、事前に防ぐなどしつつ、噛むのはいけないということも教え、対応しています。年齢的にもちょうどそういう時期なのですが。
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