帰国について

近々予定より早く帰国することにしました。ビザは一応、まだ少しあるのですが、主に予算の都合で判断しました。

応募したかった永住権、今のマネージャー(前職場のマネージャーでもある)がスポンサーに協力的なのですが、今年の3月に移民法の改正があって、応募者が殺到したからか、永住権(私の場合はRSMS)の応募をしても、結果が出るまで今現在、2年待ちになってしまっています。

結果が出るまでの2年間、さらに子ども達の小学校の学費を払い続けるのは、経済的にさすがにもう無理なので(留学生の学費、高いんです)、経済面を優先して予定より早めに帰国することにしました。どちらにしろ帰るのであれば、ビザ期限ぎりぎりまで長く滞在するよりも、子ども達の日本の小学校での学習も、その方が追いつきやすいのもあります。



オーストラリアに渡航する時、オーストラリアの保育のこととか、子ども達の小学校のこと、長期留学のこと、永住権のこと、いろいろ調べても情報がなかなか見つからなく、しかも、私は子ども達と一緒の渡航だったので、大きな決断だったのでとっても悩みました。日本で同じ仕事を続けてマイホームを買って、教育資金をためるという世間一般の安定の道を選んだほうがいいのでは?とかなり考えました。(たしかに生活していかないといけないから、それも一理ありますね。)

でも、来たことは後悔していないです。子ども達も今の時期にオーストラリアに長期滞在して、日本ではできない多くのことが体験できたと思います。といっても、やはり子どもがいる身となると、日本で安定した生活を選ぶ価値観の人が大半ですが。

帰国後のことも並行して準備を始め、とりあえずは、渡航前に働いていたインターナショナル保育園のオーナーと連絡を取って、帰国後また働かせてもらうことになりました。

前職場からお世話になっている、今のオーストラリアのチャイルドケアセンターのマネージャーには、退職の話をしました。

マネージャー、私が永住権に応募したがっていたのを知っているので、マネージャーも今の職場で働き始めてまだ数か月だから、もう少ししたら協力してあげようと思ってたんだよ。と、言われました。。

永住権の応募に必要な条件をほとんどそろえて渡航して、最後の条件のスポンサーがやっと揃いそうなのに、今度は、予算がもたない。。。

でも、退職の日にも、マネージャーとビザの話になり、小学校の学費が持たないことを説明すると、

オーナーなのか?(会ったことがなくて誰かよく分からないのですが、)RSMSの申請についてパソコンで移民局のホームページを調べてくれて、マネージャーも一緒に話をして、どうやら日本からでも応募できるらしいから、日本から応募する話。もし、無理なら、今度オーストラリアに帰ってきたときにまた、この職場で働いて、すぐに申請しようよという話になりました。

とりあえず、将来どうなるかは分からないのですが、今できることはマネージャーと帰国後も連絡を取っていこうという話になっています。
永住権については、とても欲しくてオーストラリアに来たのですが、取れるか取れないかはもう、その人の運命なのではないか?とすら今は思っています。努力だけがすべてではないような。。運とタイミングにも左右されます。



子ども達、英語はいまやネイティブになっています。オーストラリアの訛りつき(笑)
クラスのお友達と電話したり、放課後や休みの日に家に遊びに行ったり(逆に私の家で一緒に遊ばせたり)、お泊りに行ってみたり。もはや、留学生というより、現地の人状態になっています。

英語が出来るようになった代わりに、日本語がしゃべれなくなってきています。
日本のおじいちゃん、おばあちゃんと電話する時に、小3の娘の方は、片言の日本語、小1の息子はほぼ話せず、私に「Mummy, how do you say ~ in Japanese?」と聞く状態に今はなってしまっています。。息子、「うん」「はい」の返事ですら、話しにくいらしく、「yeah」「Un-huh」の返事にうっかりなってしまっています。

家での会話は、私が日本語で話すので、言っていることは分かる。でも会話の返事は2人とも英語で返す。きょうだい間の会話は英語、寝言も英語。。ほかの日本人のお母さんと話すときも、日本語で聞かれ、英語で答えて会話する状態です。。多分、話しやすいんだと思います。

でも、日本に帰って環境が変われば、思い出すと思うので、比較的すぐ話せるように戻るかと思います。

 

小学校の学習は、私の住んでいる地域に日本人学校がないので、自宅で漢字など教えていました。算数は、オーストラリアの方が日本より遅れています。日本の小学校に通ってからも、学習面もフォローしていきたいと思います。

とりあえず、日本に帰国しても、将来的にオーストラリアには少なくても短期では戻ってこようと思います。子ども達の英語のこともありますが、仲良くなったお友達とも再会させて遊ばせてあげたいので。長期は流れに任せます。その方がプラスになる時は、流れがそうなるはずなので。

私自身はオーストラリアのチャイルドケアができていい経験になったのと、子ども達とも日本にいた時よりも関わる時間もありました。長い目で見て、子ども達にとってもいい経験になってくれたらいいと思います。

2 件のコメント

  • こんにちは。
    今日初めて、こちらのブログを拝見させて頂きました。私もオーストラリアで永住権を取りたかったんですが、泣く泣く諦めた一人です。
    お子様ネイティブレベルなんですね。オーストラリアに何年いらっしゃったんですか?お子さんがネイティブレベルになるには、10歳以下で渡豪すれば一年くらいで周りのネイティブの子と話せるようになると聞きました。やはり、それくらいでしたか?
    ちなみに私の友達で10歳までオーストラリアに住んで、その後は日本に移住したオーストラリア産まれの日本人の友達がいますが、なんとその彼、今英語が全く喋れません。嘘のような本当の話です。そうなってはもったいないので、お子様が英語に触れ合う機会日本に帰っても整えられたら素敵だとおもいます。

    • こんにちは。コメントありがとうございます。
      うちは滞在2年弱です。渡航時、息子は5才で英語が話せない状態でしたが、クラスメイトと同じように話したり、読み書きができるようになるのに、1年かかりませんでした。

      帰国前に、日本語が話せなくなってきたように、言葉はきっと長い間使わないと、忘れてきちゃいますよね!子供2人とも、なんとか英語をキープできるようにして、将来日本語も英語もできるように選択肢を広げてあげたいなと思います。

      永住権はたどり着くまで、時間もお金もかかりますね。現地の人と同じように働ける能力、英語力、精神力など、、移民法が厳しくなっている今、苦労して自力で永住権を取った人、本当に尊敬します!

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