オーストラリアの小学校2年生で、どんなことを習ったのか、まとめてみました。
娘の通うYear2のクラスでは、英語のスペル、読み、書き、算数、地理、パソコン、音楽、体育、外国語の教科があります。教科書はないので、担任の先生がカリキュラムを作って教えてくれます。
英語
赤ずきんやシンデレラなどの物語を習って、ストーリーを順番に並べる練習をしたり、登場人物についての説明を、みんなの前で発表する。授業で習った好きな登場人物のパペットを作る(図工も混ざっています)
スペル
単語を書く練習。宿題だと、カードを正しいスペルのところに並べたり、ゲーム感覚で何秒でできるか計ったり、その単語を使った文章を書いたりしていました。
オーストラリアに来て最初の頃は、よく娘から質問されたのですが、なにせママ(私)が確実じゃない。間違えて教えないように調べながら、一緒に宿題をしました。
読み
音読の宿題が毎日あります。日本のように、みんなで同じ教科書を読むのではなく、個人の読めるレベルに合わせて、一人一人教材が違います。週替わりでリーディング用の本を持って帰って、一緒に読む練習をしました。
書き
文章の起承転結を考えたり、身の回りの出来事を書く練習。週末や休み期間に何をしたか書くこともありました。
ある日の娘、「”On my holiday, I went to supermarket”って、書いたよ~」、「先生にスーパーマーケットのスペルを聞いたよ」と、報告。お~い、もうちょっと何か、ホリデー中、いいところに行ったんじゃないかい?
算数
日本よりも2~3学期分くらい遅れている感じです。なので、娘は、「算数、簡単だったよ~!」と、得意そう(苦笑)。
2年生の始めの段階では、「いくつといくつを足すと10になるか?」日本の1年生でとっくに習い終わった娘は、手をあげて答えると、「お~っ!!」とクラスメイトからの拍手(笑)それでも、2年生の終わりには、掛け算らしきものに入っていきました。
掛け算は、日本のように、掛け算九九の暗記がないです。娘に、「もし日本に帰ることになったら、掛け算は覚えないといけないんだよ」と伝えると、娘「でも、覚えちゃったら、自分で考えようとしないから、勉強にならないんだよ〜」う~ん、そうか。オーストラリアだと、そういう考えになるのか~。母、考える。。でも、帰国の可能性もあるので、家で教えてみます。
地理
校庭にどんなものがあるのか。友達に好きな遊具を聞いて、グラフを作って統計をとる。グループで理想の校庭を作ってみる(図工の分野も含む)。オーストラリアや世界(北/南半球、赤道、大陸、海などについて)学ぶ。
音楽
日本のように、みんなで一緒に歌うということは、あまりないようです。オーストラリアだと、小さい子達の手遊びはあっても、日本のような童謡とか子供の歌って、正直あまり思い浮かびません。
音楽に合わせてみんなの前でダンスを披露したり、楽器は、手をあげて希望する人が、前に出て弾いてみたりといった感じだそう。音楽に合わせて、リズムをとって楽しんだりもするそうです。
体育
簡単なテニスやサッカー、ゲームをする。日本の鉄棒や登り棒やなわとびとかは、ないです。体を動かすことを楽しむっていうような感じなのでしょうか?
運動会やマラソンのようなイベントもありました。(→これまた、日本と違う感じなので(苦笑)、のちに記事で書いてみます♪)
その他
理科の科目があるのか分かりませんが、植物が育つのに土、太陽、水が必要なことを学んでいました。
校庭で、鉢に豆の種を植えて、「水をあげるもの/あげないもの」、「日なた/日陰」、「海砂、土、肥料入りの土」で実験!これ、芽が出てきたのですが、最終的に大きく育つ前に、カラスに芽を食べられてしまったという、ショッキングな実験結果に。。
あと、日本でもありますが、自分の赤ちゃんだったころの写真と、身長体重を書いて学校に持っていく授業がありました♡みんなの前で、この赤ちゃんの写真は誰なのか?クイズをして当てるゲーム。
娘、黒髪なので、すぐにバレてしまったようです(笑)。赤ちゃんの頃はこげ茶でも、成長とともにブロンドに変わったり、白っぽく色素の薄い髪の色が、ダークブラウンに変わっていくこともあるそうです。
パソコンや、第2外国語は、前回の記事で少し触れたので、省略します。
教科書がなくても、なんだかいろいろと、学習していました。オーストラリアだと、「個人のレベルに合わせて」や「学ぶことを楽しむ」ことが、大事なような印象でした。
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