オーストラリアでは、教科書がなく、先生がカリキュラムを作って、教えてくれます。体育や外国語などは、専門の先生が教えるので、曜日や時間が決まっているみたいですが、ほかは、日本のようにはっきりとした時間割がありません。
また、制服がポロシャツ、半ズボンなので、体操服ナシ!お弁当持参なので、給食当番ナシ!くつは、室内も外も兼用なので、上ぐつナシ!毎日のもちものは、「お弁当、おやつ、水筒、宿題を入れる専用のバッグ」です。ノートや筆箱は、基本、学校においておく感じです。
オーストラリアの小学校、まず、先生の近くに集まって話を聞くときの基本姿勢が、「あぐら!」。日本で体操座りに慣れていた我が子は、あぐらが難しかったみたいで、しばらくの間、苦戦していました(笑)
でも、なんで、あぐらが基本なんでしょうね!?とりあえず、足は伸ばしていないから、人にぶつからないし、姿勢も正せるから??ヨガの基本ポーズからきているのかな?
オーストラリアでは、Prepから、第2外国語を習い始めます。各小学校で、第2言語を何にするかが決まっているみたいですが、子ども達が通う学校では、イタリア語が指定されています。
色や果物の名前、顔や体のパーツ、数、曜日、天気などを習っていました。もちろん、一度では覚えられないので、家に帰ってから、「ママ、~って何?」と聞かれます。
聞かれても分からないので、子ども達からどんな感じのことを習っていたのか、聞きだしながら、スマホで調べます。便利な時代に生まれたな~。第2外国語の授業は、お勉強といった感じではなく、楽しみながら、イタリアの言葉や文化に慣れ親しんでいる感じです。
あと、パソコン教育が早い!2年生の娘が、パソコンのクラスの話をしてくれ、みんなキーボードをあまり見ないで、ブラインドタッチをしているようです。授業で習ったことを、タイピングして、壁に飾ったり、パソコン上で絵を描いたりします。
また、英語の読みや算数を、ゲーム感覚で習える教材があり、学校や家で学んでいます。パソコンでの家庭学習教材は、日本の小学校でも、同じようなものがありますね。息子のPrepでも、パソコンのクラスがあり、パスワードから自分で入れて、このオンライン教材をしているようです。きっと、この年齢だからこそ、吸収が早いのでしょうね。
最後に、海外ならではのShow and tell。発表の順番が決まっていて、テーマに沿った内容を自分で考えて、みんなの前で発表します。もちろん、Prepも、みんなの前で話します。
Prepでは、
★ホリデーに何をしたか?
★家から動くおもちゃを持ってきて、説明をする
★どこの国に行ってみたいか
★簡単な科学実験を披露する
★Prepで楽しかったこと、思い出
★1年生になったら楽しみなこと
★自由トピック など。
Year2では、
★Pから始まるものを考えて、発表する(potato、picture、ポケモンなど、いろんな話があったようです)
★~の作り方や方法について説明する
★好きな絵本のキャラクターや話の内容について説明する
★授業で習った登場人物を、ヒントを出してクイズ形式にして、誰なのかクラスメイトに当てさせる
後半は子ども達が、自分で好きな内容を決めて話す形に移行していきました。
2年生になると、発表の時に何かを見せたり、パワーポイントで説明する子も出てきます。(パワーポイントは、親が作るのを手伝う)そして、発表の時に
大きな声で話せたか?
ほかの子達が興味を持ってくれたか?
みんなの方を向いて話せたか?
「え~と」「ん~」などを多用しなかったか?
などの評価のポイントが出てくるそうです。でも、もちろん堅苦しい感じではないです。
小さい頃から、みんなの前で発表したり、いろいろな文化や意見の違う人がいることを学んでいるオーストラリアの子ども達です。
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