チャイルドケアセンターで避難訓練

オーストラリアでも避難訓練があります。職場のチャイルドケアセンターでも、子ども達の通う小学校でもあります。

日本ほど頻繁ではないけれど、定期的に行なっています。主に火災や不審者対策の訓練です。

不審者対策は、園の入り口のドアは暗証番号もあって、知らない人が勝手に入ってこれないようにもなってるし、マネージャーが基本は受け付けにいて、そこで仕事をしたり、保護者対応をしつつ、人の出入りも確認してくれています。

今回の避難訓練、消防の立会いのもと行われました。定期的に消防がチェックにくる仕組みなのかな?

日本の保育園だと、あらかじめ年間の計画にもあって、この月は午前何時〜、次の月は外遊びの時間、その次は午睡の時間。。。などと、どんな状況でも対応できるように決められていますよね!

オーストラリア、どうやら時間は消防の都合なのでしょうか。前回の訓練は、消防→マネージャーに、何時頃と予告があったみたいなんだけど、今回は、子ども達のランチ中、静かにきた消防車。。

 

私はその日はPre-Kindy(2才半〜3才半くらい)のクラスに補助に入っていました。どうやら、予告ナシで行なう訓練の様子。

担任「ねぇねぇ、ちょっと、園庭の外見てよ!」
気がつく。

私「あれっ、消防車じゃん。今日、何かするの?」

担任「前回、お昼寝の時に訓練があったんだけど、今日は、なんにも聞いてないんだよね〜」
「避難訓練ってしたことある?」

と聞かれたんだけど、私、避難訓練の日に出勤が重なるのが、今回が初!

そんなんで、手順を聞いて、訓練が行われるのでは?と心の隅におきつつ、いつも通りランチタイムからお昼寝へのルーティンをしていました。

先生が前回は、予定時間よりだいぶ始まりが遅れたから、「昼寝で寝かしつけたすぐあとに、訓練が始まって大変だったの(←熟睡に入った子達を起こして避難させるので)

ということで、トントンして寝かしつけずに、子ども達に横になって休んでもらい、様子を見ることに。



そんなんで、始まるまで時間がかかったものの、園内放送があって、始まりました。

担任の先生→教室の外から園庭の避難場所まで連れて行く係。

私→昼寝の場所から担任の先生まで引き渡す係。

役割分担です。

まだ、寝ついてない子から引き渡し、そのあと、すでに寝てしまった子を起こして連れて行く

寝ぼけて何が起きてるのか分かってない子、なかなか起きれない子。。。最後の子達は抱っこして連れて行きました。

避難訓練の基本は、日本の保育園と同じでした。防災用のリュックも各部屋にあるので、それを背負って、出勤簿を持って避難しました。

オーストラリアの保育園、日本と違って、子供達が週5日登園ではないです。子どもによって、契約の日数が違うし、来る曜日もバラバラ、登園日の変更がある子もいて、クラスの人数も日によって違う!

そんなんで、出勤簿、ぜったい必要!

あと、日本の保育園だったら、午睡中の訓練でも、子ども達が睡眠が取れるように、午睡の終わりの方の時間に合わせて訓練をするけど、オーストラリアの訓練は、消防の都合に今回(と前回も?)合わせてました。

なので、訓練後は子ども達を休ませるためにも、子ども達は横になっていましたが、寝つけない子も多く、

夕方の保育時間は、変にテンションが上がり気味だったり、疲れて眠くなってきてしまった子もいて、そうした子は横にならせてあげました。



今回の避難訓練、園庭の集合場所では、担任が各クラスの人数確認と、報告もして、これも日本の保育園の避難訓練とも同じ。

訓練の集まりでの消防からの話では、「今回の訓練もスムーズに出来て、前回よりも避難にかかる時間が短くなった」とのことでした。

あと、日本もオーストラリアも赤ちゃん組は、特に避難って大変だけど、赤ちゃん組には、非常時は補助の先生がヘルプに入る仕組みになっていて、抱っこやベビーカー、中にはベッドを移動させてきた子もいました。そして、同じような時間に集まれました。

大事な子ども達の命を預かる仕事なので、オーストラリアでも安全や危機管理の訓練があります。あと、チャイルドケアセンター内で定期的に救命講習も行われていました。

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